C言語によるTCP/IPネットワークプログラミング

Subversionがインストールできたので、なんとなく全く読んでいない本が気になり、前に買った「C言語によるTCP/IPネットワークプログラミング」/小俣 光という本をぱらぱらめくる。



序文が素晴らしい。

一部引用


近年の開発では、WEBを中心にネットワークを利用したシステム開発がほとんどです。しかし、多くの場合、ミドルウェアなど便利なツール・環境を使うことは多いのではないでしょうか。もちろん工数短縮のために便利なツール・環境を使うことは必要ですが、何か問題が起きた場合、特に性能面で実用レベルにならない場合など、プロトコルレベルでの知識の有無は原因解明に大きな差が出ることは間違いありません。また、有名で実績があるからと安易にツール・環境を選択し、実際に必要とされている以上の高性能・高機能のために高い費用をかけるのもどうかと思います。

 プロトコルの理解はただ規格を読んだりしてもなかなか深まりません。実際に自分でプログラムを動かしてみて、データを観察したりすることが一番確実です。現在ではフリーソフトでもすばらしい性能のサーバやクライアントが多数存在していますが、それらのソースコードは汎用性・移植性・高機能を目指すため一般的に複雑で、プロトコルの勉強には向かないものが多いものです。本書ではできるだけシンプルなサンプルを紹介しますので、是非実際に動かして観察してみてください。

 
小俣 光さんのHP

http://www.ncad.co.jp/~komata/






しりとり構築が落ち着いたら、なんか書いてみようかという気になりました。